最後の難関「御柱の川越え」上社
木落し坂を過ぎると待ち受けるのが、山出し最後の難所、「宮川の川越し」。 御柱を宮川の雪解け水で洗い清める意味があるといわれています。 下社との違いはこの川越しにあるようです。 木落とし坂から約2キロの道のりも人力だけで御柱を曳いていくわけです。  
撮影:2010.04.07

↑柱に近い元綱は直径30cm中綱は一回り細く、長さは約30m程だそうですが藤の根づるで作ります。
  やぐらを組んで、木遣りやかけ声に合わせ、皆で力を合わせて少しずつ作り上げていくのだそうです。
↑中河原付近を曳いていく御柱     
やはり木遣りが聞こえてきました「ヤァー双方様やれ お願いだ ヤァーここは一気で お願いだ」

↑坂落しから2キロほど曳いて御柱は宮川に到着しました。

↑先ずは先綱を持った若衆が我先に飛び込み泳いで渡ります
 ヘルメットにウエットスーツ姿は地元の警察官です。
↑先綱の後に旗を持った氏子が八ヶ岳の雪解け水で水温5度という身をきるような冷たい流れに入ります。

↑先綱を持って泳いできた若者が対岸へと辿りつきました。
        
↑先綱と旗振り役が多くの氏子に迎えられます。

↑この日はダウンのコートを着てても寒いのに、フンドシ姿の寒さは正気の沙汰とは思えません!

↑白い旗が掲げられ、木遣りの唄に合わせて御柱を曳きます。!

↑木遣り名人の唄が流れます「ヤァーここは宮川 川渡り ヤァーここは川越し お願いだ〜  
ヤァー白根が生えたか 動かない ヤァーどうでもこうでも お願いだ」

↑御柱が水しぶきをあげて着水です。ここでメドトコを傾けないように左右のバランスを保つに至難の業です。
↑御柱が水に入ったまま動きません。引き綱を操る氏子、川に入って随分時間がたちます。

↑氏子さん達も一丸になって川から御柱を引き上げるのに綱を引きます

↑無事に川を渡った御柱を熱狂的な歓声と拍手が迎えます

↑夫や彼を見守るかのように半被姿の女性達は川を渡る御柱を曳く手伝いをしていました。!

↑勇壮果敢な川越しを終えた若衆たちの「ヨイサ ヨイサ」の掛け声とおんべ振る姿は木落としと川越しをやり終えた自信と誇りの声へと変わっていったように感じました。!
↑川越えの難関も過ぎて、この日の最終地点まであと僅か、華乗りというか隊長の「ヨイサ」の声も一段と威勢良く…!!
平成22年5月2日(日)、3日(月・祝)、4日(火・祝)
御柱屋敷から前宮まで約1km、本宮まで2.3kmと御柱を曳いていき、 本宮、前宮の境内に曳きつけられた各4本の柱は、社殿の四隅に建てられるそうです。 諏訪の男気をしっかりと見させて戴きました!
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